第21回在宅医療・介護を考える会

平成26年11月12日(水)19:00~
 

内容:鹿教湯病院より症例提示 なぜ退院後に機能低下をしてしまったのか? ~リハビリテーションの可能性と限界~ 

11月12日に開催された「在宅医療・介護を考える会」は、事例を通してのグループワークを行いました。

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この事例は、あるリハビリテーション専門病院で集中的なリハビリテーションを行い自宅に退院されたのですが、退院後の生活で、家族による離床が想定通りには行かず、短期間で大きく機能低下を起こしてしまったというケースでした。このケースの機能低下を防ぐには何をすべきであったか、というテーマで6グループによるグループワークを行いました。各グループでは、医師、薬剤師、ケアマネジャー、リハビリテーション専門職、看護師等による活発なやり取りが行われ、「本人や、家族の生活に対する希望や思いをもっと把握して、各サービス間で共有してはどうか」、という意見や「リハビリテーションの充実した定期的なショートステイの利用を検討してはどうか」、「リフトなどの福祉用具を活用し離床を促してはどうか」などの意見が出されました。現場で実際に関わっている私には大いに参考となる内容であり、同時に事業所や職種を超えた活発なディスカッションが行え、充実した在宅医療に向けての前進が感じられた時間でした。

 

鹿教湯三才山リハビリテーションセンター鹿教湯病院

訪問リハビリテーション科 

理学療法士 古田大樹

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